【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア1-4川崎フロンターレ(10月5日/町田GIONスタジアム)                                  【映像】キックミス→ダイレクトパスからウイイレループ炸裂の瞬間 FC町田ゼ…

【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア1-4川崎フロンターレ(10月5日/町田GIONスタジアム)                                  

【映像】キックミス→ダイレクトパスからウイイレループ炸裂の瞬間

 FC町田ゼルビアGK谷晃生が痛恨のパントキックミスで失点の起点となってしまった。低い弾道で飛んだボールは自陣ゴール手前にいた相手選手のもとへ一直線。そこから展開され川崎フロンターレFW山田新に華麗なループシュートを許した。

 1-1で迎えた38分にその場面は訪れた。相手選手がヘディングしたボールをキャッチで処理した谷は、少し間を置いてから視線を左へ。サイドに向けてパントキックを飛ばした。しかし、低い弾道で飛んだボールは一直線で川崎F・脇坂泰斗の足元へ。

 ダイレクトで跳ね返されたボールを拾ったのは山田新だった。川崎Fのストライカーはトラップから気持ち高めのループシュートを放つ。ゴールへ向かったボールに対しては望月ヘンリー海輝がヘディングでのクリアを試みるも、僅かに届かず。ゴールへ吸い込まれた。

 このシーンにファンは「谷どうした」「珍事」「プレゼントパスだ」「あり得ないミス」「魔の時間帯があったかな?」と衝撃を隠せない様子。

 解説の林凌平氏は「もちろん谷のパスミスではありますけれど」と前置きしつつ「脇坂はダイレクトであの位置にきれいにパスが出せるんです。吸収しながらパスしてるんですよね」そして山田のシュートについては「ウイイレのループです」と一連の川崎Fのプレーを絶賛した。

 試合後、谷は相次いだミスについて「今日は全て自分の責任」と反省の弁。町田・黒田剛監督も「我々から出たミスが相次いで失点につながった自滅の展開。攻守の切り替え、ボールポゼッション、球際を含めて川崎さんの出足が一つ早かった」と敗戦に対して自身の見解を示した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)