プロボクシングの帝拳ジムは2日、今月13、14の両日、東京・有明アリーナで行われる7大世界戦を含む2日間興行で、先着入場者に配布されるTシャツのデザインを発表した。 13日には7大世界戦と那須川天心(帝拳)が並んだ全体ビジュアルを、14日…
プロボクシングの帝拳ジムは2日、今月13、14の両日、東京・有明アリーナで行われる7大世界戦を含む2日間興行で、先着入場者に配布されるTシャツのデザインを発表した。
13日には7大世界戦と那須川天心(帝拳)が並んだ全体ビジュアルを、14日には天心ビジュアルを各日先着1000人配布予定。
同一プロモーターによる2日間で7つの世界戦を含む8大タイトルマッチの開催は史上初。13日にはWBA世界バンタム級(53・5キロ以下)王者・井上拓真(大橋)が元日本同級王者・堤聖也(角海老宝石)の挑戦を受けるほか、前WBAスーパー&WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)統一王者・寺地拳四朗(BMB)が元WBC世界フライ級(50・8キロ以下)王者クリストファー・ロサレス(ニカラグア)と空位のWBC世界フライ級王座決定戦に臨む。さらにWBA世界同級王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)がタナンチャイ・チャルンパック(タイ)と2度目の防衛戦を戦い、ライトフライ級の元アジア3冠王者・岩田翔吉(帝拳)が14戦全勝(3KO)のハイロ・ノリエガ(スペイン)とのWBO世界ライトフライ級王座決定戦で初戴冠を目指す。
14日にはWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)がペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)とV2戦。世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者・田中恒成(畑中)はプメレレ・カフ(南アフリカ)と、WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)が前WBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)とそれぞれ初防衛戦を戦う。
注目はキックボクシング42戦無敗からプロボクシングに転向した那須川が5戦目で初のタイトルに挑戦する一戦。4戦全勝(2KO)の那須川は、9戦全勝(4KO)ジェルウィン・アシロ(フィリピン)とWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を争う。WBA&WBC3位、WBO12位と世界ランキングに名を連ねる那須川は2日、東京・新宿の帝拳ジムで練習を公開。3ラウンドのスパーリングで力強い動きを披露。さらなる“進化”をアピールした。
試合はPrime Videoで生配信される。