中日高橋宏斗投手(22)が2日、早くも来季に向けた課題を掲げた。1日に出場選手登録を抹消され、今季登板の可能性はほぼなくなった。21試合で12勝4敗。防御率1・38で初タイトルを確実にしているものの「(満足度は)60~70%。200イニング…
中日高橋宏斗投手(22)が2日、早くも来季に向けた課題を掲げた。1日に出場選手登録を抹消され、今季登板の可能性はほぼなくなった。21試合で12勝4敗。防御率1・38で初タイトルを確実にしているものの「(満足度は)60~70%。200イニング近く投げてそういう成績を残している人もいる。しっかりと体力も向上していかないといけない」と規定投球回ギリギリの143回2/3でのタイトルに満足せず、さらなる高みを目指す。
シーズンが深まるにつれて失点が増えたことが反省材料だ。「ここ7試合は点を取られることが多かった。1年を通してやらないと」とポストシーズンも見据えた体力、技術のレベルアップを新たな課題に掲げた。
それでもプロ4年目は躍進のシーズンとなった。防御率は54年杉下茂の1・39を上回る球団記録。規定投球回到達者の被本塁打1も戦後初の記録となった。だが、被本塁打が最少数で終えたことには「本当にたまたまだと思います」と繰り返す。来季はシーズンを通してイニング数を伸ばし、最少失点でチームの勝利に貢献する覚悟だ。