ドジャース大谷翔平投手(30)が、9月のナ・リーグ月間MVPに選ばれた。1日(日本時間2日)、米大リーグ機構(MLB)が発表した。ア・リーグはレンジャーズのワイヤット・ラングフォード外野手(22)が選出された。大谷の月間MVP受賞は5度目。…

ドジャース大谷翔平投手(30)が、9月のナ・リーグ月間MVPに選ばれた。

1日(日本時間2日)、米大リーグ機構(MLB)が発表した。ア・リーグはレンジャーズのワイヤット・ラングフォード外野手(22)が選出された。

大谷の月間MVP受賞は5度目。過去4度は21年6月、21年7月、23年6月、23年7月、いずれもエンゼルス時代で、ドジャース移籍後は初受賞。両リーグでの月間MVPは、史上13人目となった。

大谷は9月、本塁打と盗塁を量産し、チームの地区優勝に貢献。打撃成績は107打数42安打の打率3割9分3厘、10本塁打、32打点、16盗塁で、OPS(出塁率+長打率)は1・224の結果を残した。9月は本塁打、打点、長打、OPS、塁打数、得点、盗塁数の7部門でリーグトップだった。

9月19日のマーリンズ戦では6打数6安打、10打点、2盗塁のすさまじいパフォーマンスで史上初となる「50-50」を達成。MLBによれば、長打5本以上と複数の盗塁を同日にマークしたのは、1901年以来、123年ぶりだという。

大谷は移籍1年目の今季、右肘のリハビリを続けながら打者に専念。長打力と走力を生かし、ドジャース打線をけん引した。10月5日(同6日)からは地区シリーズを控え、初のポストシーズンの戦いに臨む。