◆第10回サウジアラビアロイヤルカップ・G3(10月5日、東京競馬場・芝1600メートル)追い切り=10月2日、栗東トレセン 7月27日の札幌・芝1500メートルの新馬戦を勝ったアルテヴェローチェ(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父モーリス)は…

◆第10回サウジアラビアロイヤルカップ・G3(10月5日、東京競馬場・芝1600メートル)追い切り=10月2日、栗東トレセン

 7月27日の札幌・芝1500メートルの新馬戦を勝ったアルテヴェローチェ(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父モーリス)は、手綱を執った武豊騎手が「大物感がありますよ」と絶賛した素質馬だ。

 最終追い切りは坂路を単走、馬なりで51秒7―12秒3。見守った須貝調教師は「気持ちに任せて走らせたけど、物見もしていたね。走るフォームがいい。前走はエンジンがかかってからがいい脚で、広いコースの方がいいかも。精神的にドッシリしてほしいけど、まだ2歳だから。朝日杯FS(12月15日、京都・芝1600メートル、外回り)に向けて、いい競馬を」と期待を寄せた。武豊騎手が凱旋門賞に騎乗するため、今回は佐々木大輔騎手=美浦・菊川正達厩舎=が手綱を執る。