オルティス氏が大谷への発言を弁明した(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平がレギュラーシーズンを終え、現地時間10月5日(日本時間6日)には自身初のプレーオフとなる地区シリーズ第1戦を迎える。【動画】米メディアも興味津…
オルティス氏が大谷への発言を弁明した(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平がレギュラーシーズンを終え、現地時間10月5日(日本時間6日)には自身初のプレーオフとなる地区シリーズ第1戦を迎える。
【動画】米メディアも興味津々! 大谷翔平&真美子夫人&デコピンの3ショット
大谷はリーグ2位の打率「.310」をマークし、54本塁打、130打点はともにリーグトップ。2冠に輝き、日本選手初のトリプルスリーも達成した。前人未到の「50-50」にも到達し、まさに文句の付け所がない成績を収めた。
両リーグでのMVP受賞が確実と見られている中、MLB通算541本塁打を記録し、“ビッグパピ”の愛称で知られるデービッド・オルティス氏が、米ストリーミングサービス『Peacock』の番組である「Dan Patrick Show」に出演。以前は大谷のMVP獲得に疑問を呈し「MLBのかわいい女の子」と発言するなどしていたが一転、認める発言をした。
オルティス氏は、自身の大谷に対する発言がねじ曲がってしまったと弁明。「私が言いたかったのは、MLBがオオタニにどうやってMVPを与えないようにするか見てみたいということ。なぜなら、私がプレーしていたとき、彼らは私を一つの側面において優れた選手としか見ていなかった。だから私は、良い数字を持っていても(MVPを)獲れなかった」と話した。
その上で「オオタニは特別な選手だ」とし、「しばらくの間、このような男を見ることはないと思う」と絶賛していた。さらに「先日彼の数字を見ていたら、50盗塁を記録していて、失敗は4回くらいだった。信じられない。今季彼がMVPを獲れなかったら、アジア人にMVPを獲らせないという何かがあるんじゃないかと思うよ」と言い切った。
オルティス氏自身は2006年にDHで54本塁打、137打点で2冠に輝いたものの、MVPを見送られた経緯がある。それだけに史上初めて「DH」の選手がMVPを獲得できるか、その行方が気になっていたことは間違いない。加えて、大谷の偉業の数々に敬意を表し、必死に誤解を解く形となったようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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