7月に神奈川県で開かれた第10回全国女子中学生硬式野球選手権大会で初優勝した「ヤングレッドクイーンズ」のメンバーだった和歌山県橋本市の中学生3人が9月30日、同市役所を訪問し、平木哲朗市長に優勝を報告した。 和歌山、奈良両県と大阪府の選手…

 7月に神奈川県で開かれた第10回全国女子中学生硬式野球選手権大会で初優勝した「ヤングレッドクイーンズ」のメンバーだった和歌山県橋本市の中学生3人が9月30日、同市役所を訪問し、平木哲朗市長に優勝を報告した。

 和歌山、奈良両県と大阪府の選手からなるチームで、市立隅田中学校3年の永坂瑠菜さんは二塁手で打順は2番、市立紀見東中3年の冷水柚心さんは一塁手で4番打者を務めた。投手で隅田中2年の中本梨愛菜さんは7月31日にあった決勝戦で先発して6回を無失点に抑え、7対2での勝利に貢献した。

 永坂さんは「準決勝は延長戦にもつれ込んでドキドキしたが、そこで勝った勢いで優勝できてよかった」。冷水さんは「チーム全員が集中力を高め、声を掛け合ってプレーできたのが優勝につながった」。中本さんは「5日間で5試合を戦い、疲労もたまっていたけれど、我慢強くできたのがよかった」と振り返った。(大野博)