「西武4-0日本ハム」(1日、ベルーナドーム) 西武の今井達也投手が今季初完封の快投で2年連続の2桁勝利となる10勝目を手にした。 序盤から力強いストレートを軸に日本ハム打線を寄せ付けなかった今井。初回、清宮に二塁打を浴びるも後続をしっか…

 「西武4-0日本ハム」(1日、ベルーナドーム)

 西武の今井達也投手が今季初完封の快投で2年連続の2桁勝利となる10勝目を手にした。

 序盤から力強いストレートを軸に日本ハム打線を寄せ付けなかった今井。初回、清宮に二塁打を浴びるも後続をしっかりと打ち取った。以降は3四球を与えながらも散発の4安打に封じた右腕。九回のマウンドにも上がり、ストレートは150キロ中盤を計測するなど球威は衰えず、9つのゼロをスコアボードに並べた。お立ち台では「ファンの方の大歓声が力になりました。最後は力を振り絞って」と語った。

 打線は初回に野村大の犠飛で先制すると、三回には3連打で好機を作り、敵失に乗じて2点を追加。五回は源田の三塁打から外崎のタイムリーで価値ある1点を奪った。

 これで今井は昨年に続き、2年連続の2桁勝利に到達。チームの負けがかさむ中で、しっかりローテンションの柱として役割を果たした。八回には球場ビジョンで完売御礼の文字も掲出されるなど、ファンは熱い声援を送っていた。