男女ともに大詰めを迎えている米国下部ツアーのシーズン最終戦が、3日(木)から4日間にわたり開催される。ラストゲームに臨む大西魁斗と馬場咲希は、来季レギュラーツアー昇格に向けて最後の正念場を迎える。 男子下部コーンフェリーツアーでプレーす…
男女ともに大詰めを迎えている米国下部ツアーのシーズン最終戦が、3日(木)から4日間にわたり開催される。ラストゲームに臨む大西魁斗と馬場咲希は、来季レギュラーツアー昇格に向けて最後の正念場を迎える。
男子下部コーンフェリーツアーでプレーする大西は今季20試合の出場で793ptを獲得し、年間ポイントランキングは28位。昇格条件である『上位30人』の圏内で最終戦「コーンフェリーツアー選手権」に入る。
同ツアー2年目の今季は6月「UNCヘルス選手権」で初優勝。同ランク79位から12位にジャンプアップしたが、その後の12試合は予選落ち5回(棄権1回)、トップ10は1回のみでランクは後退の一途をたどっている。最終戦にはポイントランク上位75人が出場し、予選カットなしの4日間で争われる。
一方、女子下部エプソンツアーの昇格条件はポイントランク『上位10人』まで。1年目のシーズンを戦う馬場は、圏外のランク18位からの滑り込みを狙い「エプソンツアー選手権」に臨む。
今季17試合に出場し、最高位は6月「アイランドリゾート選手権」の2位タイ。予選落ち2回と安定したルーキーシーズンを送ってきたが、トップ10入りは4回にとどまった。ランク10位の選手とは約280pt差で、馬場が逆転するには最終戦で単独3位(299pt)以上に入ることが条件。なお、ランク11位から15位までの5人には試合数が絞られる条件付きのツアー出場権が与えられる。
108人が出場する最終戦には、長野未祈(ランク39位)と谷田侑里香(同47位)もエントリー。長野は優勝(650pt)でトップ10に入る可能性がある。