ラグビー、女子バスケットボールなどの強豪校として知られる札幌山の手高が1日、ニュージーランドのセントトーマス・オブ・カンタベリー・カレッジと姉妹校提携の調印式を行った。 調印式には西岡憲広理事長・校長、セントトーマス高のスティーブ・ハート…
ラグビー、女子バスケットボールなどの強豪校として知られる札幌山の手高が1日、ニュージーランドのセントトーマス・オブ・カンタベリー・カレッジと姉妹校提携の調印式を行った。
調印式には西岡憲広理事長・校長、セントトーマス高のスティーブ・ハート校長が出席し、提携文書に調印した。
札幌山の手高は現在、ニュージーランドと米国の計4校と提携を結んでいる。ラグビー部は9月28日に行われた全国高校ラグビー大会南北海道大会決勝を制し、2年連続22度目の優勝を飾ったばかり。西岡氏は「まずラグビーで交流を始め、将来的には留学プログラムで一般生徒を互いに受け入れていきたい」と話した。
ニュージーランドの南島の都市、クライストチャーチにあるセントトーマス高。ラグビーの強豪校であり、OBには元ニュージーランド代表フッカーで、スーパーラグビーにかつて参戦した日本チーム「サンウルブズ」のヘッドコーチを務めたマーク・ハメット氏を始め、2019年W杯日本大会に出場した元日本代表ロックのヘル・ウヴェ(浦安)、リーグワン2部の花園(旧近鉄)に所属するSOステイリン・パトリックらがいる。
日本の学校との提携は初めてで、ハート校長は「提携は光栄なこと。両校の交流をラグビー以外にも発展させていければ」と話していた。