プロボクシングの世界ボクシング機構(WBO)は9月29日(日本時間30日)までに最新ランキングを発表した。バンタム級(53・5キロ以下)では前回10位だった那須川天心(帝拳)は11位にランクされた。天心はWBOアジアパシフィック同級1位と…

 プロボクシングの世界ボクシング機構(WBO)は9月29日(日本時間30日)までに最新ランキングを発表した。バンタム級(53・5キロ以下)では前回10位だった那須川天心(帝拳)は11位にランクされた。天心はWBOアジアパシフィック同級1位として来月14日に同級2位のジェルウィン・アシロ(フィリピン)と転向後、初のタイトル戦となる王座決定戦を行う。

 前回1位で9月3日に王者の武居由樹(大橋)と激闘の末、判定負けした比嘉大吾(志成)は3位にランク入りしたが、引退を表明している。そのほか、10月13日にWBA世界同級王者の井上拓真(大橋)に挑戦する堤聖也(角海老宝石)は7位のまま。13位だった日本王者の増田陸(帝拳)が13位から12位に一つ順位を上げた。

 天心のスパーリングパートナーとして来日しているクリスチャン・ヒメネス(メキシコ)が前回3位から2位にランクアップしている。

 また、スーパーバンタム級(55・3キロ以下)では、世界4団体同級統一王者・井上尚弥(大橋)の次戦対戦候補者として有力視されるサム・グッドマン(オーストラリア)が1位をキープ。元WBA、IBF王者で現在、WBA1位のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)は8位のまま。元3階級制覇王者のジョンリール・カシメロ(フィリピン)は前回5位から6位にランクを下げた。