10月に開幕するバレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」の開幕記者会見が30日、東京都内で行われた。男子は、前身のV1リーグで昨季覇者のサントリーに新加入した高橋藍(らん)が登壇し「開幕戦、大阪ブルテオンさんと試合ができることを非常に…

 10月に開幕するバレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」の開幕記者会見が30日、東京都内で行われた。男子は、前身のV1リーグで昨季覇者のサントリーに新加入した高橋藍(らん)が登壇し「開幕戦、大阪ブルテオンさんと試合ができることを非常にうれしく思います。このSVリーグを盛り上げられるように、いいものを見せられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

 男女の新リーグのオープニングマッチを飾るのが、10月11日に東京体育館で行われるV1リーグ覇者のサントリーと、同2位の大阪ブルテオンの一戦。パリ五輪代表の高橋は昨季はイタリア1部リーグのモンツァで準優勝となり、今季から日本のリーグで初めてプレーする。対する大阪ブルテオンのオポジットでパリ五輪では高橋と共闘した西田有志は「開幕をやらせていただけることを非常にうれしく思いますし、サントリーサンバーズ大阪さんとも一緒にリーグの盛り上げるきっかけになるよう、お互いが勝ちにこだわって非常に高いバレーボールを見せます」と闘志を燃やした。

 初年度の2024―25年シーズンは男子10、女子14チームが参戦。レギュラーシーズン(RS)は男女ともに前身リーグから増えて44試合を10月から来年4月まで行い、上位6チームが同5月のチャンピオンシップに進み、日本一を決める。パリ五輪代表で大阪ブルテオンの山内晶大主将は「新しいリーグの幕開けにふさわしいゲームになるようにバレーの魅力を伝えられるように頑張りますので、応援も注目もよろしくお願いします!」と呼びかけた。

 ◆大同生命SVリーグ 10月に新たに開幕する国内最高峰のリーグ。前身のVリーグがSVリーグと2部のVリーグに分かれ、SVは5項目のSVライセンスを保有するクラブ。2024―25年シーズンは男子が10、女子が14クラブの参戦が決定。10月11日の男子開幕から25年4月までレギュラーシーズン(RS)を行い、4~5月にRS上位6チームがチャンピオンシップ(プレーオフ)に進み、初代優勝者を決める。