「ロッキーズ-ドジャース」(28日、デンバー) ドジャース・大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場。初回の第1打席に右翼フェンスに直撃する安打を放った。11試合連続安打で、瞬間打率は打率・311とした。打球速度179キロの痛烈な当たりで、…

 「ロッキーズ-ドジャース」(28日、デンバー)

 ドジャース・大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場。初回の第1打席に右翼フェンスに直撃する安打を放った。11試合連続安打で、瞬間打率は打率・311とした。打球速度179キロの痛烈な当たりで、右翼手もフェンスにはね返ったボールを無難に処理したため、二塁打にはできなかった。

 その後、次打者・ベッツの高く上がった一飛で、スタートを切っていた大谷は二塁を越えたところで逆戻り。その際、二塁ベースを踏まずに一塁に戻ってアウトとなり、ダブルプレーとなった。

 大谷は前日は54号3ランを含む4安打4打点の固め打ち。サイクル安打まであと三塁打だけに迫る猛打に、敵地スタンドからもMVPコールが起こった。

 2位以下に大差をつける本塁打と130打点の2冠は確実な状況。大谷が前日まで・309とした打率をどこまで上げられるかが三冠王獲得への焦点だったが、第1打席の安打で、この日同時刻開始の試合のスタメンを外れた・314で首位打者のアラエス(パドレス)に3厘差とした。