B1仙台89ERSは28日、「バスケットゴールプロジェクト」によって南三陸町・仙台89ERSベイサイドアリーナの第2駐車場内に新設されたコートの除幕式を行った。 バスケットゴールプロジェクトは昨季から行っているチームの地域貢献の一環で、県…
B1仙台89ERSは28日、「バスケットゴールプロジェクト」によって南三陸町・仙台89ERSベイサイドアリーナの第2駐車場内に新設されたコートの除幕式を行った。
バスケットゴールプロジェクトは昨季から行っているチームの地域貢献の一環で、県内各地にゴールの設置を目指す活動。スポーツ機会の創出や普及振興、子どもが遊べる場所をつくることでの健康促進やコミュニティーの創出などを目指している。
ゴールの設置は、利府町、亘理町に続いて3カ所目。中でも南三陸町は、プロジェクト発足当初から活動に賛同しており、佐藤仁町長も「道路で遊んでいる子どもたちをよく見ていたので、集まれる場所ができて本当に良かった。皆が喜んでくれて、こんなにうれしいことはない」と待望の完成となった。
除幕式には、今季から指揮を執る落合嘉郎ヘッドコーチや、SG片岡大晴選手らが参加し、小学生とのバスケ交流体験などを行った。志村雄彦社長は「子どもたちが元気に遊んでいる姿を見ることができて何より」と笑顔。今年で2年目となる活動に「一つでも多くの場所にコートを増やして、バスケットが身近なスポーツとして皆さんの生活に寄り添っていければうれしい」と期待を込めた。
チームは10月5、6日の開幕節(カメイアリーナ仙台)で横浜BCと対戦する。志村社長は「選手もコーチも応援を背に、開幕に向けて準備している。皆さんの期待に応えられるいい試合を届けたいと思います」と意気込んだ。