2試合ぶりの成功…9月は13個目【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間26日・ロサンゼルス) ドジャース・大谷翔平投手が25日(日本時間26日)、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」で出場。6回に中前適時打で出塁すると今季56個目の…

2試合ぶりの成功…9月は13個目

【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間26日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手が25日(日本時間26日)、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」で出場。6回に中前適時打で出塁すると今季56個目の盗塁を決め、イチロー氏の持つ日本選手最多に並んだ。これで更新し続けるメジャー記録を「53本塁打&56盗塁(53-56)」とした。

 大谷のスピードに本拠地のファンが大歓声を送った。同点で迎えた6回2死一、二塁の第4打席で、代わったばかりの左腕モレホンから勝ち越しの中前適時打で出塁。貴重な一打に雄叫びをあげた。

 さらに次打者のベッツの打席で二盗を決め、今季56個目の盗塁をマーク。ついにイチローが持つ2001年のシーズン56盗塁に並んだ。シーズン57ペースとして“レジェンド”超えもついに現実味を帯びてきた。

 7月23日(同24日)の本拠地・ジャイアンツ戦から33回連続で盗塁成功。アウトになったのは4度だけで、成功率は93.3%になった。

 初回の第1打席は四球で出塁したが、盗塁を試みる機会はなかった。3回の第2打席は見逃し三振だった。

 4回2死一、二塁の第3打席では衝撃のパワーを披露していた。打った瞬間にフェンスを直撃している当たりで、打球初速116.8マイル(約188キロ)、飛距離363フィート(約110.6メートル)の超速二塁打だった。スタンドからは大きな「MVPコール」が沸き起こり、今季124打点とした。

 スピードだけでなく、パワーでもファンを魅了する大谷。「53-56」からどれだけ数字を伸ばすのか、ファンの期待は膨らむばかりだ。(Full-Count編集部)