来月開幕するバレーボールの新リーグ「SVリーグ」女子に参入する群馬グリーンウイングスが24日、群馬県庁で記者会見に臨んだ。斎藤真由美ヘッドコーチは「非常に高いものが求められるリーグ。ベスト8をめざし一丸となって戦いたい」と意気込みを語った…

 来月開幕するバレーボールの新リーグ「SVリーグ」女子に参入する群馬グリーンウイングスが24日、群馬県庁で記者会見に臨んだ。斎藤真由美ヘッドコーチは「非常に高いものが求められるリーグ。ベスト8をめざし一丸となって戦いたい」と意気込みを語った。

 SVリーグは、世界最高峰のリーグを目指して旧Vリーグを再編する形で新設され、今年10月から初めてのシーズンが始まる。グリーンウイングスは、直前のシーズンは旧リーグ2部で3位だったが、SVリーグへのライセンス審査を経て参入が決定。スポンサーもこれまでの4社から30社以上に増えたという。

 SVリーグは旧リーグ1部の12チームと、グリーンウイングス含む2部の2チームの14チームが優勝を争う。斎藤ヘッドコーチは「厳しい戦いになるのはわかっている。セッター以外全員が攻撃もできる『3Dバレー』で勝ち、応援してくれる方々と心を通わせていきたい」。

 キャプテンの角谷未波選手も、「私たちはチャレンジャー。失うものは何もないので、日々努力したい」。副キャプテンの白岩蘭奈選手は「試合ごとに成長したい。多くの方々に、試合会場で盛り上げていただけたら」と呼びかけた。

 グリーンウイングスの初戦は、10月14日に桐生ガススポーツセンター(桐生市)で、Astemoリヴァーレ茨城と戦う。(杉浦達朗)