10月で9季目を迎えるBリーグは、今季さらなる激戦が予想される。優勝候補筆頭は千葉Jで、日本人2人目のNBA選手となった渡辺雄太(29)が新加入。世界最高峰で磨き上げてきた個の力だけでなく、日本代表の司令塔・富樫勇樹(31)とのコンビなど…

 10月で9季目を迎えるBリーグは、今季さらなる激戦が予想される。優勝候補筆頭は千葉Jで、日本人2人目のNBA選手となった渡辺雄太(29)が新加入。世界最高峰で磨き上げてきた個の力だけでなく、日本代表の司令塔・富樫勇樹(31)とのコンビなど、新たな“化学反応”も注目。「高いレベルのプレーをコート上で発揮していけたら」と渡辺。スタープレーヤーが格の違いを見せる。

 成長著しいBリーグでは、各チームの補強も積極的だ。CS初進出を狙う群馬は、23年W杯優勝ドイツ代表のヨハネス・ティーマン(30)が加入。川崎のアリゼ・ジョンソン(28)を始め、三遠、名古屋Dも元NBA選手の獲得に成功した。Bリーグでプレーする選手の質は過去最高にあり、レベルの高い戦いが繰り広げられる。(バスケットボール担当・小林 玲花)