学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)のチーム登録(選手10人)が24日に締め切られ、前回3位の国学院大は、エースで主将の平林清澄(4年)、副将の山本歩夢(4年)ら主力が順当にメンバー入りした。前田…

 学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)のチーム登録(選手10人)が24日に締め切られ、前回3位の国学院大は、エースで主将の平林清澄(4年)、副将の山本歩夢(4年)ら主力が順当にメンバー入りした。前田康弘監督(46)は「ベストメンバーがそろいました。万全の態勢です」と前向きに話した。

 国学院大は、昨季の学生3大駅伝で出雲駅伝と全日本大学駅伝で3位、箱根駅伝で5位と安定した成績を残した。今季のチームはさらに勢いが増している。

 2月の大阪マラソンで日本歴代7位で日本学生最高記録の2時間6分18秒で優勝した平林を中心に精力的に夏合宿で走り込んだ。ハーフマラソンで日本人学生歴代4位(1時間0分43秒)の山本歩夢副将は昨季は故障に苦しんだが、今季は順調に練習を重ねた。昨季の箱根駅伝3区4位の青木瑠郁(3年)、同4区4位の辻原輝(2年)、同10区10位の高山豪起(3年)らも順調。2019年以来5年ぶり(4大会ぶり)2度目の出雲路制覇を目指す。

 6区間45・1キロのスピード駅伝。今年1月の箱根駅伝を大会新記録で圧勝した青学大をはじめ、昨年の出雲駅伝と全日本大学駅伝を制した駒大、前回2位の城西大、同3位の国学院大、同5位の早大などが激しい優勝争いを展開しそうだ。昨年大会で創価大は2位でゴールしながら、その後、3区の選手がドーピング違反で失格となったが、実力があることは確かで上位争いに加わりそうだ。今季の大学駅伝も初戦の出雲路から熱戦が繰り広げられる。

 国学院大の出雲駅伝登録メンバーは以下の通り。

平林 清澄(4年)

山本 歩夢(4年)

上原 琉翔(3年)

青木 瑠郁(3年)

高山 豪起(3年)

鎌田 匠馬(3年)

嘉数 純平(3年)

辻原 輝 (2年)

後村 光星(2年)

野中 恒亨(2年)