右尺骨骨折で戦列を離れているDeNA・山本祐大捕手(26)が24日、神奈川県横須賀市内の2軍施設で故障後初めて取材に応じた。患部にギプスをはめた背番号50は今季中の復帰が絶望視される中、現在3位に位置するチームの日本シリーズ出場の可能性を…

 右尺骨骨折で戦列を離れているDeNA・山本祐大捕手(26)が24日、神奈川県横須賀市内の2軍施設で故障後初めて取材に応じた。患部にギプスをはめた背番号50は今季中の復帰が絶望視される中、現在3位に位置するチームの日本シリーズ出場の可能性を信じ「そこに合わせて動こうかなと思っています」と話した。

 15日の広島戦で右手首付近に死球を受け骨折。17日に整復手術を受けた。骨が癒合するまでかかる期間は「4週から6週、長ければ6週から8週と聞きました」と山本。「CSもあると思っているし、日本シリーズに行くとなったらまだ1カ月後。間に合える状況に合わせるのが最後まで戦うべき姿」と前を向いた。

 ただし、「骨がくっつくのが遅い箇所、難しい箇所」と無理は禁物。今後について「くっつき次第リハビリ、握力が戻り次第、投げたりバッティングとなっていくと思う」と見通しを語った。