B2ベルテックス静岡の松永康太社長(40)は24日、静岡市内で2023―24年の事業報告と決算報告会を行った。 B2昇格1年目だった昨季は、B3だった22―23年のシーズンの平均入場者数1218人から2097人に大幅増となった。23年6月…

 B2ベルテックス静岡の松永康太社長(40)は24日、静岡市内で2023―24年の事業報告と決算報告会を行った。

 B2昇格1年目だった昨季は、B3だった22―23年のシーズンの平均入場者数1218人から2097人に大幅増となった。23年6月期、約5億4千万円だった営業収入は24年6月期には、9億3千万円と前年比で約170%アップしたものの、営業費用は9億8千万円。約5千万円の赤字を計上した。

 会見で松永社長は「会場設営費の負担が大きい」と、明かした。ホームアリーナの静岡中央体育館では試合のたびにひな壇やイスを設置。使用料や音響、警備代などを含めて年間で約1億2千万円の費用がかかっているため「今後も継続的に自治体と話し合っていきたい」と、使用料の見直しなどを求めていく方針だ。

 また、26―27年シーズンから始まるBプレミア参入については、「26年シーズンの参入は考えていない。参入時期は、調整中で明言できない」と、話した。