学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)のチーム登録(選手10人)が24日午後0時に締め切られ、6年ぶり(5大会ぶり)5度目の優勝を狙う青学大は、原晋監督(57)が「駅伝男」と絶対の自信を寄せる太田蒼…
学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)のチーム登録(選手10人)が24日午後0時に締め切られ、6年ぶり(5大会ぶり)5度目の優勝を狙う青学大は、原晋監督(57)が「駅伝男」と絶対の自信を寄せる太田蒼生(4年)と黒田朝日(3年)のダブルエースに加え、今季絶好調の鶴川正也(4年)ら、ほぼベストメンバーが名を連ねた。
青学大は今年1月の第100回箱根駅伝を総合新記録で圧勝。2区で歴代4位(日本人歴代2位)の1時間6分7秒の好記録で区間賞の黒田、3区で日本人歴代最高タイムで区間賞の太田をはじめ、5区で区間新記録の区間2位と好走した若林宏樹(4年)、6区2位の野村昭夢(4年)、8区間賞の塩出翔太(3年)、10区2位の宇田川瞬矢(3年)の優勝メンバーが万全を期して、出雲に向かう。
箱根Vメンバーに加え、頼もしいランナーが鶴川だ。学生3大駅伝は3年時の出雲駅伝(6区8位)だけだが、今季は絶好調。6月の日本選手権5000メートルで屋外レースとしては日本人学生歴代最高の13分18秒51で4位に入賞した。昨年の出雲駅伝ではアンカーで精彩を欠いたが、今年は主要区間で快走が期待される。
青学大は夏合宿で例年以上に質、量ともにレベルが高い練習を積んだ。原監督は「チーム全員で優勝を狙います!」と年度をまたいで学生駅伝連勝に意欲を見せた。
6区間45・1キロのスピード駅伝。青学大をはじめ、昨年の出雲駅伝と全日本大学駅伝を制した駒大、エース平林清澄(4年)を中心に勢いがある国学院大、前回2位の城西大、同5位の早大などが激しい優勝争いを展開しそうだ。昨年大会で創価大は2位でゴールしながら、その後、3区の選手がドーピング違反で失格となったが、実力があることは確かで上位争いに加わりそうだ。今季の大学駅伝も初戦の出雲路から熱戦が繰り広げられる。
青学大の出雲駅伝登録メンバーは以下の通り。
太田 蒼生(4年)
鶴川 正也(4年)
野村 昭夢(4年)
若林 宏樹(4年)
白石 光星(4年)
黒田 朝日(3年)
塩出 翔太(3年)
宇田川瞬矢(3年)
鳥井 健太(2年)
平松 享祐(2年)