◆フィギュアスケート ▽東京選手権 最終日(23日、三井不動産アイスパーク船橋) 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位で、2023年四大陸選手権優勝の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は151・04点、合計240・61点で2…
◆フィギュアスケート ▽東京選手権 最終日(23日、三井不動産アイスパーク船橋)
男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位で、2023年四大陸選手権優勝の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は151・04点、合計240・61点で2位だった。
この日のフリーは、4回転サルコーこそ決めたものの、4回転トウループやトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒するなど、ミスが重なる苦しい内容となった。
演技後は厳しい表情で「調子も良かったですし、(前戦の)ロンバルディア杯から帰ってきて滑り込めているので、その中でこの演技っていうのは本当にあり得ない。ただ、自分のこの実力のなさってものを感じる」と悔しさをあらわにした。
一気に乱れてしまった要因が「全く分かってないから怖い」と三浦。「普段なら理由も分かって、次戦に向けてトレーニングを進められるんですけど、本当に原因が何か分かっていない。だからこそ、自分がモヤモヤして、どうしたらいいか分かんない状態。ただひとつ言えるのは、何かを変えないと、これからの試合で本当にもう痛い目に遭う。本当にどうにか理由を解明したい」と話した。
約1か月後には、いよいよGPシリーズが始まり、シーズンが本格的に開幕する。「本当に全てにおいて、一生懸命やらないといけない」と自らと向き合って行く。