「フィギュアスケート・東京選手権」(23日、三井不動産アイスパーク船橋) 男子フリーが行われ、昨季の四大陸選手権2位でショートプログラム(SP)1位の佐藤駿(エームサービス・明大)がフリー175・63点、合計276・50点で初優勝を果たし…

 「フィギュアスケート・東京選手権」(23日、三井不動産アイスパーク船橋)

 男子フリーが行われ、昨季の四大陸選手権2位でショートプログラム(SP)1位の佐藤駿(エームサービス・明大)がフリー175・63点、合計276・50点で初優勝を果たした。

 冒頭にSPでも決めた高難度の4回転ルッツを着氷。4回転フリップ、単独の4回転トーループは乱れたが、4回転-3回転の連続トーループは決めた。初優勝に「うれしい」と笑顔。「4回転フリップは今シーズン入れていくつもり。確率を上げていけたら」と経験になった大会だった。

 大技を複数入れることで合計300点の大台も「出せなくはないのかな」と世界トップレベルの戦いを見据える。東京選手権を初めて制し、「今大会をきっかけに他の大会でも優勝を目指していけるように頑張ります」と上昇気流に乗る。

 SP2位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)はフリー151・04点、合計240・61点で2位、SP4位の大島光翔(明大)が合計211・69点で3位だった。