大谷は驚異のパフォーマンスで一気に50-50を超えていった(C)Getty Images 圧巻のショータイムだ。 現地時間9月19日(日本時間20日)、ドジャースの大谷翔平は、敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、3打席連続…

大谷は驚異のパフォーマンスで一気に50-50を超えていった(C)Getty Images

 圧巻のショータイムだ。

 現地時間9月19日(日本時間20日)、ドジャースの大谷翔平は、敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、3打席連続本塁打を含む6打数6安打10打点、2盗塁と大暴れ。史上初となる「50-50」(シーズン50本塁打・50盗塁)どころか一気に「51-51」まで達成し、チームも大勝して自身初のポストシーズン進出も決めている。

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 この日、初回の第1打席で右越え二塁打から三盗を決めた大谷は、2回2死一、二塁の第2打席で右前適時打を放ち、51盗塁目となる二盗に成功。その後も3回2死一、三塁の第3打席で左中間へ2点二塁打、6回1死二塁の第4打席で右翼席へ49号2ラン、7回2死三塁の第5打席で左翼席へ50号2ラン、9回2死一、二塁の第6打席で右翼席へ51号3ランと勢いが止まらなかった。

 試合後のロッカールームでは、ナインがシャンパングラスを片手に乾杯。地元放送局『SportsNet LA』がその様子を公開しており、背番号17の活躍についてドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督は、「200年以上プレーされてきたゲームで前例がない。見事なことをやってのけたショウヘイに乾杯!おめでとう」と祝福している。

 また、「ポストシーズン進出決定だ。まだ経験したことがない人達に言うが、これ以上の舞台はない。我々はトロフィーを掲げるために戦う」と続けたロバーツ監督。「これが最初の一歩だ」と気を引き締め、「10月最後の試合に勝てるよう、それぞれが個性を発揮して戦うよう、互いを頼らなけらばならない。みんなに乾杯。おめでとう」とスピーチを締めていた。

 これで今季153試合目を終え、打率.294、51本塁打、120打点、51盗塁、OPS1.005と驚異的な打撃成績を残している大谷。レギュラーシーズンが終わるまでに残り9試合を戦うが、はたしてどこまで数字を伸ばしていくのだろうか。ポストシーズンでの活躍を含め、今後も彼の一挙手一投足から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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