大谷が「51‐51」達成と自身初のプレーオフ進出を決めた(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が現地時間9月19日(日本時間20日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。6打数6安打10打点2盗塁という成績…

大谷が「51‐51」達成と自身初のプレーオフ進出を決めた(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間9月19日(日本時間20日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。6打数6安打10打点2盗塁という成績で、チームは20‐4で勝利を収めた。

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 「48‐49」で迎えたこの試合。一気に夢の領域へと入り込んだ。まずは盗塁だ。初回の第1打席で右越えの二塁打で出塁。ここで三盗に成功して今季50盗塁を達成した。日本選手では2001年にイチローが56盗塁を達成して以来となる大台に到達。さらに、2回の第2打席では二死一・二塁から右翼への適時打で出塁すると、二盗に成功して今季51個目の盗塁をマークした。

 また、6回一死二塁の第4打席で右翼席へ49号2ランを叩きこみ、この時点で本塁打数は2001年にショーン・グリーン氏が記録した球団年間トップタイに並んだ。

 そして迎えた7回二死三塁の第5打席。左翼席へ50号2ランを放ち、メジャー史上初の「50‐50」を達成。観客の大歓声に応えた大谷。9回二死一・二塁の第6打席では、右翼席へ3打席連発となる51号3ランを放って、前人未到の「51‐51」を達成した。

 試合後には地元メディア『SportsNet LA』のインタビューに応え「今日、勝てて良かったですし、早く決めたいなっていうのがあったので、今日決められて一生忘れられない日になるんじゃないかなと思います」と、偉業達成について振り返った。

 6安打10打点の大暴れとなったが「要因はちょっと分からないですけど、これだけ打てたことは人生でもないので自分が一番ビックリしているかなという感じです」と、自分自身でも驚くほどの活躍ぶりだった。

 また、自身初のプレーオフ進出も決まり「チームが変わりましたけど、メジャーリーグに来てからずっと夢に見てたところではあるので、まず今日それが決まって、チームとしても良い勝ち方ができて、素晴らしい日になったんじゃないかなと思います」と喜びをかみしめた。

 チームは16安打20得点を挙げた。大谷がつくった歴史的な日を彩るような快勝で、12年連続のプレーオフ進出が決定。メジャー史上初の「50‐50」クラブの一員となり、次はどこまで記録を伸ばせるのかが注目される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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