圧巻の活躍で51-51の記録を打ち立てた大谷。(C)Getty Images 大谷翔平(ドジャース)の衝撃的な偉業達成に同僚スターも舌を巻いた。 文字通り伝説的な日となった。現地時間9月19日のマーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発…

圧巻の活躍で51-51の記録を打ち立てた大谷。(C)Getty Images

 大谷翔平(ドジャース)の衝撃的な偉業達成に同僚スターも舌を巻いた。

 文字通り伝説的な日となった。現地時間9月19日のマーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発した大谷は、6打数6安打3本塁打2盗塁10打点と異次元とも言うべき活躍を披露。いまだ誰もやったことがなかった「シーズン51本塁打・51盗塁」を記録した。

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 初回と2回の2打席で三盗と二盗を決め、シーズン50盗塁を達成した大谷は、6回の第4打席に球団シーズントップタイとなる49号2ランを放ち、偉業に王手をかける。そして、試合の趨勢が定まっていた7回二死三塁の第5打席に左翼席へ50号2ランをマーク。大きな注目を集めていた「シーズン50本塁打・50盗塁」を超えた。

 史上初となる1試合6安打3本塁打10打点2盗塁を記録した男ともなった大谷。「51-51」の金字塔を打ち立てた偉才には、ドジャースの同僚であるムーキー・ベッツも驚きを隠さない。試合後に地元スポーツ局『Sports Net LA』のインタビューに応じた際に「もう、僕はただのファンというか、最も近い席にいられて、そのプロセスを見ることができた。本当にこんな歴史的なことを見られて、自分でもどんな感情かわからない。うまく表現できないよ」と語った。

「6打数6安打なのは気づかなかった。早々に2盗塁を記録して、『もしかしたらホームランも打つかな、もしかしたら50-50もあるかな』って考えていたら達成したよ。ショウヘイは俺たちが思っているよりもたくさんの期待をされ、そしてその期待に応えるんだ。本当に言葉が無い」

 さらに「もしももう一打席きたら、またホームランを打ったかもね。繰り返すけど、ショウヘイには言葉を失うよ」と脱帽したベッツ。大谷の偉業は百戦錬磨の名手が“言葉を失う”ほどの衝撃的なパフォーマンスで達成された。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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