◆大相撲秋場所１２日目（１９日、東京・両国国技館）　関脇・大の里（二所ノ関）の連勝が１１で止まった。立ち合いで幕内・若隆景（荒汐）を突いて、左をおっつけ前に。土俵際まで迫ったところで相手にもろ差しを許す。後退したが、頭を押さえて反撃。またも…

◆大相撲秋場所１２日目（１９日、東京・両国国技館）

　関脇・大の里（二所ノ関）の連勝が１１で止まった。立ち合いで幕内・若隆景（荒汐）を突いて、左をおっつけ前に。土俵際まで迫ったところで相手にもろ差しを許す。後退したが、頭を押さえて反撃。またも土俵際まで追いつめるも寄り切れず。最後は入れ替わった元関脇に寄り切られた。「攻めて負けている。明日から集中したい」と切り替えた。

　優勝争いは２敗の霧島と高安と１差に縮まったが、依然単独首位。幕内後半戦の九重審判長（元大関・千代大海）は「初めて１敗で（１２日目まで）来ている。明日どう修正するか」と期待。１３日目は過去１勝３敗の大関・琴桜戦。「今日は攻めに甘さがあったので明日からしっかり集中したい」。あと１勝に迫っていた大関の昇進目安とされる直近３場所の合計３３勝達成する。