「大相撲秋場所・12日目」(19日、両国国技館) 新入幕の白熊(二所ノ関)は狼雅(二子山)に寄り切られて4勝8敗となり、負け越しが決まった。右四つから攻めきれず、左上手を引いた相手の寄りをこらえたが、最後は力尽きた。取組後は左足首を気にし…

 「大相撲秋場所・12日目」(19日、両国国技館)

 新入幕の白熊(二所ノ関)は狼雅(二子山)に寄り切られて4勝8敗となり、負け越しが決まった。右四つから攻めきれず、左上手を引いた相手の寄りをこらえたが、最後は力尽きた。取組後は左足首を気にし、足を引きずりながら引き揚げた。

 支度部屋では、足の状態について「大丈夫です。動くので。気のせいです」と平静を装った。幕内残留のためにも、残り3日間が重要。「切り替えて、明日頑張ります。吹っ切れた」と気丈に前を向いた。