スポーツ庁の室伏広治長官が18日、都内で会見した。今夏開催されたパリ五輪・パラリンピック大会の総括を行い、「五輪ではこれまでメダル獲得がなかった10種目で初のメダル獲得もあり、金メダル20個で合計45個と、海外開催の総合大会では過去最多と…
スポーツ庁の室伏広治長官が18日、都内で会見した。今夏開催されたパリ五輪・パラリンピック大会の総括を行い、「五輪ではこれまでメダル獲得がなかった10種目で初のメダル獲得もあり、金メダル20個で合計45個と、海外開催の総合大会では過去最多と大変輝かしい結果になった」と述べ、「大きな意味ではオリパラ一体で(強化支援に)取り組んできたことが大きい。パラ選手の活躍がめざましいものになり、その相乗効果でオリンピアンも素晴らしい成績を出した」と強調した。
また、パリ五輪陸上女子やり投げで北口榛花(JAL)が日本女子初となる金メダルを獲得したことについて、「女子のトラック&フィールドで(日本勢)初の快挙。私も同じ投てき選手だったので大変うれしい」と改めて称賛。室伏氏自身も男子ハンマー投げで五輪金メダルを獲得しているが、「まだまだ彼女には将来性がある。毎年試合が続いたり、最近は(DLなど)陸上の国際大会が多いので、体調管理など十分に留意していただきながら、(さらに)記録を伸ばしていただきたい。大変誇りに思います」と述べた。