3年前に開かれた東京五輪の際、自転車競技ロードレースの出発地点となった東京都府中市で、「ツール・ド府中」と題したキャンペーンが1日、始まった。主催する市は「国際舞台となったレガシーを感じながら、緑美しい都市を駆け抜けよう」と呼びかけている…

 3年前に開かれた東京五輪の際、自転車競技ロードレースの出発地点となった東京都府中市で、「ツール・ド府中」と題したキャンペーンが1日、始まった。主催する市は「国際舞台となったレガシーを感じながら、緑美しい都市を駆け抜けよう」と呼びかけている。

 コースは、15キロ、20キロ、30キロ、32キロの4種類。いずれもスタート地点となった武蔵野の森公園を通るが、大國魂神社や東京競馬場といった名所を巡りながら市を一周するコースもある。本格的なサイクリングでなく、一般の自転車でも参加できる内容だ。

 スマートフォンのアプリをダウンロードし、その場所を訪れると、チェックインできるポイントラリー。1コース完走するごとに300ポイントがもらえ、郷土の森観光物産館で300円分の割引券になる。4コースを完走すると、先着100人がタンブラーをもらえるほか、抽選で10人にサイクルジャージーがあたる。

 今年で3回目となり、昨年は1千人以上が参加した。府中市民以外も参加できる。期間は11月末まで。参加費無料。問い合わせはツール・ド・ニッポン事務局(03・3354・2300/平日午前10時~午後5時半)へ。(平山亜理)