パリ・パラリンピック第6日は2日、車いすラグビー決勝で日本が米国を48―41で破り、初の金メダルに輝いた。今大会の日本勢のメダルは団体競技では初めて。 2004年アテネ大会から6大会連続出場の日本は、これまで16年リオデジャネイロ、21年…
パリ・パラリンピック第6日は2日、車いすラグビー決勝で日本が米国を48―41で破り、初の金メダルに輝いた。今大会の日本勢のメダルは団体競技では初めて。
2004年アテネ大会から6大会連続出場の日本は、これまで16年リオデジャネイロ、21年東京大会の銅メダルが最高だった。前任のヘッドコーチ、ケビン・オアー氏が健康上の理由で退任した昨夏以降、自身も元日本代表だった岸光太郎氏の指揮の下、強化を図った。
今大会は1次リーグを全勝で突破して波に乗った。オーストラリアとの準決勝を延長の末に制し、初の決勝進出。この日の決勝は序盤こそミスが目立ったものの、堅守を支えに主導権をつかみ、悲願をかなえた。