パリ・オリンピック(五輪)第4日の29日、馬術の総合団体で日本が銅メダルを獲得した。馬術での日本のメダルは、1932年ロサンゼルス大会の大障害で西竹一が優勝して以来、92年ぶりとなった。 日本は大岩義明(nittoh)、北島隆三(乗馬クラ…

 パリ・オリンピック(五輪)第4日の29日、馬術の総合団体で日本が銅メダルを獲得した。馬術での日本のメダルは、1932年ロサンゼルス大会の大障害で西竹一が優勝して以来、92年ぶりとなった。

 日本は大岩義明(nittoh)、北島隆三(乗馬クラブクレイン)、戸本一真(日本中央競馬会)と、リザーブで出場した田中利幸(乗馬クラブクレイン)。初日の馬場馬術で5位につけると、2日目のクロスカントリーで3位に浮上。最終種目の障害馬術を前に、北島の馬が馬体検査をクリアできず、5位に後退。最終日の障害馬術で順位を上げた。4人は2018年からチームを組み、18年世界選手権で総合団体の過去最高となる4位、21年東京五輪では総合個人で戸本が4位入賞など、着実に力をつけてきた。