パリ・オリンピック(五輪)の開会式が26日(日本時間27日)、パリ市中心部を流れるセーヌ川で行われた。聖火台への点火は、フランス出身で五輪金メダリストのテディ・リネール(柔道)、マリージョゼ・ペレク(陸上短距離)が務めた。 競技場外で開会…

 パリ・オリンピック(五輪)の開会式が26日(日本時間27日)、パリ市中心部を流れるセーヌ川で行われた。聖火台への点火は、フランス出身で五輪金メダリストのテディ・リネール(柔道)、マリージョゼ・ペレク(陸上短距離)が務めた。

 競技場外で開会式が実施されるのは夏季五輪では初めて。

 フランスでは25日夜から26日未明にかけ、高速鉄道TGVを狙った同時多発的な放火事件が発生。検察当局が組織的な犯罪とみて捜査しているなか、開会式は予定通り実施された。

 オープニング映像には1998年のサッカー・ワールドカップ(W杯)で仏代表を初優勝に導いたジネディーヌ・ジダン氏が登場。聖火のついたトーチを手にパリの街中を走り抜け、地下鉄へ乗り込んだ。