(26日、第106回全国高校野球選手権愛知大会準決勝 中京大中京7―0日本福祉大付=7回コールド) 日本福祉大付の攻撃が始まると、ぶおおおおおお、と、和風の音色が響いた。 準決勝から応援に駆けつけたのは同校の和太鼓部。総勢15人が鳴らすさ…

 (26日、第106回全国高校野球選手権愛知大会準決勝 中京大中京7―0日本福祉大付=7回コールド)

 日本福祉大付の攻撃が始まると、ぶおおおおおお、と、和風の音色が響いた。

 準決勝から応援に駆けつけたのは同校の和太鼓部。総勢15人が鳴らすさまざまな形の和太鼓やほら貝の音を合図に、スタンドは一体となって選手たちに声援を届けた。

 「他の学校になくて、インパクトのある応援がしたい」。部長の吉川奏楽さん(3年)は、肩から提げる「かつぎ桶(おけ)太鼓」をたたいた。劣勢の試合展開でも、「ここから巻き返して、日福の底力を見せてほしい」とエールを送り続けた。(松本敏博)