「東京六大学野球、早大12-2慶大」(2日、神宮球場) 3回戦1試合が行われ、早大が慶大を19安打12得点と圧倒して2連勝し、2020年秋以来7季ぶり47度目の優勝を飾った。勝ち点5の完全優勝で、法大と並んでいた優勝回数で単独最多とした。…

 「東京六大学野球、早大12-2慶大」(2日、神宮球場)

 3回戦1試合が行われ、早大が慶大を19安打12得点と圧倒して2連勝し、2020年秋以来7季ぶり47度目の優勝を飾った。勝ち点5の完全優勝で、法大と並んでいた優勝回数で単独最多とした。この試合で今春1号ソロを放つなど4安打3打点と活躍した尾瀬雄大外野手(3年・帝京)が打率・479で首位打者を初獲得。最優秀防御率は明大・高須大雅投手(3年・静岡)が1・38で初めて輝いた。

 雨空に応援歌「紺碧の空」が何度も響いた。早大がリーグ単独最多となる通算47度目の優勝。プロ野球、米大リーグ・メッツで活躍した小宮山悟監督(58)が、プロ注目・吉納翼外野手(4年・東邦)の「ロッテ時代の背番号」という提案のもと、14度、宙に舞った。

 伝統の早慶戦。宿敵を2日間で計28安打20得点と圧倒した。五回には尾瀬の右越えソロを皮切りに打者一巡で6得点の猛攻。最後は、小宮山監督の計らいで前日の1回戦で8回1失点と好投したエース・伊藤樹投手(3年・仙台育英)がマウンドに上がり、胴上げ投手となった。

 猛打での勝利にも「この春はディフェンスで勝った。つまらないミスは厳しく指導した」と指揮官。「一球入魂」の精神で狙うは、全日本大学選手権(10日開幕・神宮、東京ドーム)での9年ぶりの日本一だ。今秋ドラフト候補の主将・印出太一捕手(4年・中京大中京)は「監督を日本一の男にして、正真正銘の胴上げをしたい」と気合。指揮官は「(現在の背番号と同じ)30回ね」と笑った。