米スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手(19=花巻東)の姿に、早くも憧れを抱く高校生がいる。東京を代表する進学校桐朋で投打の「高偏差値」を誇る森井翔太郎投手(3年)だ。投げては最速152キロ、打っても5月下旬時点で高校通算39本塁打…

米スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手(19=花巻東)の姿に、早くも憧れを抱く高校生がいる。東京を代表する進学校桐朋で投打の「高偏差値」を誇る森井翔太郎投手(3年)だ。

投げては最速152キロ、打っても5月下旬時点で高校通算39本塁打。東京都大会4回戦進出が最高成績と目立った実績はないものの、ポテンシャルの高さが数字で示している。

甲子園常連校を含む約200校が行う、スポーツメーカーの運動能力テストに参加。森井はメディシンボール投げと右肩関節の柔らかさで全国2位に輝いた。日米スカウト陣も視線を送る才能だが、現段階では渡米を含めた進学、NPB入りが目標。将来的にはメジャー挑戦を夢見ている。

メジャーには、米国発祥のリトルリーグ時代から縁がある。全国大会に出場すると、当時メジャーリーガーだった現ヤクルト青木がゲストで登場。オーラに圧倒され「でかいなあ…」と肉眼で感動した。自然と憧れるようになった世界最高峰の舞台。「毎日1時間近くTOEFLの勉強をしています」と英語の勉強に励んでいる。

史上最多の高校通算140本塁打を放ち、米大学に進学した佐々木麟について「ネームバリューのある人がそういう道をつくってくれて自分としても行きやすいなって。もしアメリカの大学に行ったら対戦することもあると思うので、そういう楽しみのために頑張っているっていうのもあります」と、スターの存在は頑張る動機の1つだ。

最終学年となって、目標に「チームとしては8強。個人としては160キロ、(高校通算)40本を打ちたい」と掲げた。未知の可能性にあふれた17歳の挑戦が幕を開ける。【佐瀬百合子】

◆森井翔太郎(もりい・しょうたろう)2006年(平18)12月15日生まれ、東京都出身。小1から野球を始める。小学校から桐朋に在籍。小4、5では武蔵府中リトルシニアで全国大会優勝。小6で西武ライオンズジュニアに選ばれ、中学は練馬北シニアに在籍後、同中軟式野球部でプレー。同高では1年夏から三塁手で出場し2年夏に4回戦、同秋に1回戦で東海大菅生に敗れた。3年春は2回戦で東京に敗退。183センチ、86キロ。右投げ左打ち。