Jリーグは14日、4月度の明治安田Jリーグ月間ヤングプレーヤー賞を発表した。 4月度は明治安田J1リーグがガンバ大阪のFW坂本一彩、明治安田J2リーグがV・ファーレン長崎のMF笠柳翼、明治安田J3リーグが福島ユナイテッドFCのMF大関友翔が…

Jリーグは14日、4月度の明治安田Jリーグ月間ヤングプレーヤー賞を発表した。

4月度は明治安田J1リーグがガンバ大阪のFW坂本一彩、明治安田J2リーグがV・ファーレン長崎のMF笠柳翼、明治安田J3リーグが福島ユナイテッドFCのMF大関友翔が受賞した。3選手ともに初受賞となる。

坂本は4月はリーグ戦6試合に出場。3試合連続ゴールを記録するなどチームの勝利に貢献した。

選考委員会の総評と坂本のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

山本昌邦委員

「マークを外す動きや3人目の動き、先を見る力、DFラインの裏への意識が高く、頭がいい選手。サッカーセンスがあり、先が読める選手。ワンタッチシュートも上手い」

北條聡委員

「スタメンの座を勝ち取るや3戦連発の大暴れ。ボールの転がる先を読む鋭い嗅覚、やすやすとネットを射抜く冷静さと技術が光った」

丸山桂里奈特任委員

「今月3ゴール。ボールを持ったらガンガン前に仕掛ける姿勢が良いし、それが結果につながっている」

◆FW坂本一彩(ガンバ大阪)

「4月の月間ヤングプレーヤー賞に選んでいただけて本当に嬉しく思っています。4月は多くの試合に出場することができ、特に浦和レッズ戦の埼玉スタジアムでのゴールが自分の記憶には残っています。浦和まで多くのサポーターが駆けつけてくれて、皆さんの前で決勝ゴールを決めることができたのは嬉しかったです」

「今回は自分だけの力ではなく応援してくれるサポーターの皆さんのおかげで受賞することができたと思っています。これからも応援よろしくお願いします。このような賞をいただけたことはすごく嬉しいことですが、これに満足せず、また次もこのような賞をいただけるよう頑張りたいです」

笠柳は4月の5試合に出場し1ゴールを記録。5連勝を収めたチームを支えた。

選考委員会の総評と笠柳のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

足立修委員長

「コンスタントに試合出場して結果を残している。チームの躍進に十分貢献している」

山本昌邦委員

「今後に注目したい」

寺嶋朋也委員

「切れ味鋭いドリブルを武器に、攻撃で「違い」を作る存在となっている」

植松隼人特任委員

「ドリブルからのチャンスを作り出す事もでき、マテウス選手へのラストパスが得点に繋がっている。第10節のゴールも素晴らしい」

◆MF笠柳翼(V・ファーレン長崎)

「今回このような光栄な賞に選ばれて大変嬉しく思います。これからもチームの目標、個人の目標に向けて、努力を続けます。長崎ファン・サポーターの皆さん、引き続きチームの目標達成にむけて共に戦ってください!」

大関は川崎フロンターレから育成型期限付き移籍で今季加入。4月は5試合に全て先発出場し1ゴールを記録し、チームの攻撃を牽引していた。

選考委員会の総評と大関のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

足立修委員長

「攻撃のアクセントもあり、非常にインパクトのある選手」

山本昌邦委員

「中盤での展開力や技術は確かなものがあり、センスも抜群。これからが楽しみな選手」

橋本英郎委員

「コンスタントに安定したパフォーマンスを出している為。また大量得点にも関与していたので。パス本数でもチームの中心としてゲームに関わり続けている」

◆MF大関友翔(福島ユナイテッドFC)

「4月度の月間ヤングプレーヤー賞に選出いただいたことを大変うれしく思います。今回の受賞は、自分だけの力ではなく、監督、コーチ、スタッフ、チームメート、さらには、ファン、サポーターのみなさまのサポートがあってこそのことだと思っています。いつも心強い後押しを本当にありがとうございます。現状に満足することなく、チームをJ2昇格に導く活躍ができるよう精進してまいります。引き続き、応援よろしくお願いいたします」