京都大ラグビー部が16日から、ラグビーの母国・英国への初めての遠征に向かう。創部100周年を記念する事業として、オックスフォード大の名門チーム「グレイハウンズ」との対戦などを予定している。 京大ラグビー部は2022年に創部100年を迎えた…
京都大ラグビー部が16日から、ラグビーの母国・英国への初めての遠征に向かう。創部100周年を記念する事業として、オックスフォード大の名門チーム「グレイハウンズ」との対戦などを予定している。
京大ラグビー部は2022年に創部100年を迎えた。慶応義塾の塾生が、京都大の前身の一つである旧制第三高校の学生にラグビーを指導したのが始まりだ。1922年に京都帝国大ラグビー部が発足。スクールカラーの濃紺は、オックスフォード大に由来するという。
今回の遠征は16~23日で、部員ら54人が参加する。オックスフォード大のチーム「グレイハウンズ」や同大学の別チーム、ロンドンの名門大学であるインペリアル・カレッジ・ロンドンのチームとの対戦も予定されている。
昨年はグレイハウンズが来日し、京大宇治グラウンド(宇治市)で対戦。京大が23―15で勝った。今回が2回目の対戦になる。
大鶴健主将(22)は「向こうの選手は体が大きく、パワーがある。スピードと展開力で攻め、連勝を目指したい」。英国遠征リーダーの鈴木歩真(あゆま)さん(22)は「試合だけでなく、選手たちとの交流も楽しみにしている。つながりがさらに発展し、続くように友好を深めたい」と話す。(北村有樹子)