コンピューターゲームなどで対戦するスポーツ競技「eスポーツ」に親しみ、商店街の活性化にもつなげるイベント「とくしまeスポーツフェスティバル闘電街(とうてんがい)5」が26日、徳島市の東新町1丁目商店街などで催された。多くの家族連れらが訪れ…

 コンピューターゲームなどで対戦するスポーツ競技「eスポーツ」に親しみ、商店街の活性化にもつなげるイベント「とくしまeスポーツフェスティバル闘電街(とうてんがい)5」が26日、徳島市の東新町1丁目商店街などで催された。多くの家族連れらが訪れて楽しんだ。

 同商店街振興組合と徳島eスポーツ協会の主催で、今年で5回目。参加者たちは太鼓をリズムよくたたくゲームで得点を競い合ったり、徳島工業短期大学の学生がゲーム用に改造した実物のレーシングカーの運転席に座り、画面に映し出されるレースを見ながら臨場感ある運転を体験したりした。

 運転を楽しんだ徳島市の小学1年、栗尾桜叶(おうか)さん(6)は「本物の車に乗っているみたいで面白かった」と笑顔だった。

 またJR徳島駅前のアミコビル東館9階のデジタルスタジオでは、阿南工業高等専門学校のeスポーツ研究会の学生と参加者が、パソコンで対戦ゲームをしながら交流した。石井町の中学3年、鈴鹿瑞姫(みずき)さん(14)は「ほかの人と会場で一緒にゲームをするのは楽しい」と話した。(吉田博行)