日本サッカー協会(JFA)は21日、U-22(22歳以下)日本代表が、静岡・IAIスタジアム日本平で同アルゼンチン代表と非公開で練習試合を行い、0-0の引き分けだったことを報告した。

来年のパリオリンピック(五輪)を目指す同代表は、18日に同会場でアルゼンチンと対戦して5-2で勝利。年内最後の強化試合を1勝1分けで勝ち越し、五輪イヤーに弾みをつけた。

今回は、来年1月にパリ五輪の南米予選を控える相手の意向もあり、2試合目は非公開で行われた。19日に静岡市内で取材に応じた大岩剛監督(51)は「同じチームと2回連続でやるっていうことが今までないじゃないですか。だからその捉え方っていうのは、当然、全選手を使うっていうか、プレーしてもらうっていうのが前提」と多くの選手に出場機会を与える意向を示していた。

その上で「非公開ですし、もう1回全員に(チームコンセプトを)浸透させるゲームにしたいな、選手たちへのアプローチはしたいなっていうふうに思ってます」と説明していた。