10月20日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)に、野球解説者のGG.佐藤氏が出演。パ・リーグのポストシーズンのキーマンとして、オリックス・バファローズの杉本裕太郎の名を挙げ、野球ファンの間で話題となっている。 【映像】意外に早い!体重…

10月20日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)に、野球解説者のGG.佐藤氏が出演。パ・リーグのポストシーズンのキーマンとして、オリックス・バファローズの杉本裕太郎の名を挙げ、野球ファンの間で話題となっている。

【映像】意外に早い!体重100キロ超の巨体を揺らすド迫力走塁

今季、96試合に出場し、打率.242、本塁打16、打点41と、本来の調子とはいかないまでも、要所要所でその存在感を示してきた杉本。そんな杉本は、10月18日に行われたクライマックス・シリーズファイナルステージの千葉ロッテマリーンズ戦の初戦、3-4で迎えた6回裏、無死一塁の場面で、ロッテ3番手・中村稔弥に対し、カウント1-2と追い込まれるも、続く4球目、やや外寄り低めのツーシームを逆らわずに右方向へと弾き返し、右中間を破るタイムリー2ベースに。持ち前の勝負強さを発揮し、試合を振り出しに戻す形となった。なお、この杉本の一打に勢いづいたオリックスは、この回4点を奪って逆転すると、この8回にも若月健矢のタイムリーで1点を加え、8-5でロッテに勝利している。

また、翌19日に行われた第2戦でも、初回、杉本は、勝ち越しとなるタイムリーを放ち、チームを勢いづけることに。試合には敗れたものの、杉本はその好調さが伺える打撃で、相手バッテリーにとっての脅威となっている。

ポストシーズンに入り、急速にその調子を上げている杉本について、G.G.佐藤氏は、「オリックスのキーマンはやっぱラオウ選手じゃないですかね。去年も日本シリーズ、CS、強かったんでね。ここぞという時の、良い所で打ちますよね。活躍するタイミングを知ってるというか。」と、キーマンとして“ポストシーズンに強い杉本”の名を挙げた上で、「軽打をしてくるんですよね、打点を稼ぐような。長打の怖さもありますし、やっぱ5番、6番にいるというのは怖いですよね、ちょうどいいところで回ってきますから。」と、持ち前の長打力に加え、場面に応じて走者を返す軽打も見せるという、相手チームから見れば厄介な要素を持っている杉本が、5番・6番に入っていることの怖さについて語ることとなった。

なお、こうした杉本について、ネット上の野球ファンからは「特大ホームランも魅力やけど、どんな球もどっちの方向にも合わせて打ち込めるのが本来の杉本の持ち味なんよね」「ラオウは短期決戦強いよなぁ」「本当にクラッチヒッターよなぁ」「大事な場面での一打の印象がすごく強い」「ラオウが基本的にロッテキラーなのが大きいし、この右への当たりが出てるのは好調の証」「ポストシーズン大好きすぎでしょ笑」といった様々な反響が寄せられている。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)