「大相撲夏場所・13日目」(26日、両国国技館)
十両落合(宮城野)が湘南乃海(高田川)を押し倒して12勝1敗とした。左差しからいったん離れた後にもろ差しになると、相手の小手投げにも冷静に対処して最後はひと押し。「相撲の内容はあまりよくないけど、勝てたのはよかった」と振り返った。
昭和以降最速となる所要1場所で新十両に昇進した“令和の怪物”。十両2場所目での12勝は、師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)に並んだ。場所前から目標としていた数字に到達。「うれしく思います」と喜びを口にした。優勝争いも豪ノ山とトップを並走。「あまり意識したくないけど、どうしても意識してしまう。切り替えて自分のやることをしっかりやっていきたい」と足元を見つめた。