プロバスケットボール男子のBリーグの日本一を決めるチャンピオンシップ(CS)決勝は27日から横浜アリーナで行われる。2戦先勝方式で、レギュラーシーズン過去最高勝率(53勝7敗)をマークした東地区1位の千葉と西地区1位の琉球が戦う。
26日は会場での記者会見が行われ、両チームの監督、選手が登壇。琉球は、昨年敗れた決勝の舞台に2年連続でたどり着き、前回のリベンジに燃える。桶谷大監督は「まずこの場所に来れたこと、また、去年悔しい思いをして1シーズン通してもう一度ここに来れたことうれしく思ってます。相手こそ違いますが、本当に自分たちが取りたいものが目の前に来ているので、目の前にあるものをしっかり取れるように明日から頑張りたい」と意気込んだ。
CS歴代王者は17年宇都宮、18、19年A東京、21年千葉J、22年宇都宮で、これまで西地区からチャンピオンになったチームはいない。悲願の初タイトルに、司令塔・岸本隆一は「明日(から)の試合のためにシーズン通して戦ってきましたし、それに相当する準備してきた。まずは明日の試合、最初から全力でプレーしていきたい」。シューティングガード・スモールフォワードの今村佳太も「ワクワクしている。ここまで自分たちが準備してきたものを(試合の)40分間最初から出せるように頑張っていきたい」と力を込めた。
決勝は27日に第1戦、28日に第2戦が行われ、1勝1敗に並んだ場合は、30日に第3戦が実施される。