WBC◇準決勝
メキシコ  5-6  日本
<3月21日・ローンデポ・パーク>

WBCの準決勝が行われメキシコと日本が対戦。日本が5-6で勝利した。

日本の先発・佐々木朗希初回から163キロを計測するなど、初回を3者凡退に抑える。2回には腹部に打球が直撃するアクシデントが起きるも投球を続け、2回3回を無失点に守った。迎えた4回、ウリアスが先制となる3ランを放ち3点を追う展開に。一方の日本打線はメキシコの先発・サンドバル相手に苦戦し、3回までに1安打と打ちあぐねる。5回に岡本和真がホームラン性の打球を放つも、アロザレーナのホームランキャッチに阻まれ得点ならず。

チャンスをなかなか物にできず3点を追う7回、2アウト1,2塁で打席に立った4番・吉田正尚は内角低めのボールを捉えると、これが見事スタンドイン。4番の一打で試合を振り出しに戻す。

しかし喜びも束の間、8回に湯浅京己がタイムリーを浴び、再び勝ち越しを許す。2点を追いかける侍ジャパンは、8回に代打・山川穂高が犠牲フライを放ち1点差に詰め寄るも、この回で逆転ならず。

9回裏、大勢が登板しメキシコの攻撃を無失点に抑えた侍ジャパンはその裏、大谷が二塁打、吉田が四球でノーアウト1,2塁とし、登場したのは村上宗隆。1-1からセンターへのタイムリーツーベースを放ち、日本逆転サヨナラ勝ち。ここまで調子の振るわなかった村上だが、値千金のタイムリーで日本を14年ぶりの決勝に導いた。

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