日本相撲協会は25日、大相撲春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、落合(19)=宮城野=、玉正鳳(29)=片男波=の新十両昇進、友風(28)=二所ノ関=、徳勝龍(36)=木瀬=の十両昇進を決めた。

 新十両昇進が決まった玉正鳳(片男波)は25日、片男波親方(元関脇玉春日)とともに両国国技館内で会見に応じた。

 苦労人がついに幕下の壁を突破した。モンゴル出身の玉正鳳は2010年に来日してから13年目。入門時の高島部屋から春日山、追手風、中川、片男波と5部屋を渡り歩いてきた。念願叶った初の十両昇進に「うれしいですね。やっぱり」と満面の笑みを咲かせた。

 今年1月の初場所では、3勝3敗で迎えた7番相撲で十両照強を撃破し、勝ち越し。師匠の片男波親方も「3勝3敗と追い込まれながらも勝ち越したのは大したもの」と関取昇進をたぐり寄せた一番にうなずいた。

 義兄で兄弟子の幕内玉鷲にも昇進を報告すると「喜んでました。『良かったな。良かったな』って。うれしかったです」と喜びを分かち合ったそうだ。

 来場所からは、義兄のいる幕内を目指す戦いが始まる。「勝ち越しを目指していきたい。十両に到達したからには幕内を目指したいですね」と決意を新たにした。