予選落ちでふっ切れた!

◇国内男子◇カシオワールドオープン 初日(24日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72)

ずっと恐れていた予選落ちは、経験してしまえば肩の荷が下りたようだった。「ダンロップフェニックス」でプロとして初めて経験した予選落ちは、中島啓太の気持ちをいったんリセットしてくれた。

アマチュア時代、2015年から出場した29試合のうち20試合で週末をプレーした。今季もプロ転向前に参戦した3試合も予選落ちはなし。いつの間にか当たり前だと思っていた予選通過は、プロになって試合が続くとなかなかそうも言っていられなかった。

調子が上がらない中でも試合は続き、9月のプロ転向から満足できるゴルフができたのは10月「ZOZOチャンピオンシップ」の2日目だけ。ショットに手ごたえを感じながら「63」をマークしたが、「それ以外は納得いくゴルフができていない」と悶々とした日々が続いていた。

今週は思い切ってゴルフができている

試合中も気になっていたのはカットライン。予選落ちのプレッシャーと戦う中、ダンロップフェニックスでついにその時がやってきた。宮崎からの帰路に就いた土曜日は悔しさが勝ったが、翌日には思いのほか気分がいい。「完全にふっ切れた。ラクになったというか、気持ちが落ち着いている」と入った高知で首位と3打差3位の好発進。ボギーなしのラウンドは、プロデビュー戦「パナソニックオープン」の最終日以来だった。

「もちろん優勝したいですし、今週を最終戦にしないように頑張りたい」と、いまは目指すものがハッキリ見えている。(高知県芸西村/谷口愛純)