◆プロボクシング ゴールデンチャイルドボクシングvol.134▽スーパーウエルター級(契約体重68・0キロ以下)8回戦 足名優太―玉山将也(25日、東京・後楽園ホール)

 スーパーウエルター級相当(契約体重68・0キロ以下)のノンタイトル8回戦で対戦する日本同級4位・玉山将也(帝拳)が24日、対戦相手の足名優太(金子)とともに東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、玉山は100グラムアンダーの67・9キロ、足名は68・0キロでともにクリアした。

 戦績は29歳の玉山が14勝(8KO)3敗、28歳の足名が6勝4敗。

 計量後、取材に応じた玉山は「減量は順調でした。またタイトルにチャレンジするためにも、ここは勝ちたい」と気持ちを高めた。昨年12月、日本ウエルター級王者・小原佳太(三迫)に初挑戦も、初回にダウンを奪われ、5回TKO負け。「ダウンも、カット(左目上)も、TKO負けも初めてだった。でも、だから得るものはあった。作戦通りに『こう、しなきゃ』とか気持ちが入りすぎって、自分のボクシングができなかった。まずは自分のボクシングをするということが大事なことだと認識した。課題はクリアできたと思います」

 約1年ぶりの試合となる今回は再起戦。小原戦前には日本3位、WBOアジアパシフィック(P)9位にランクされていたウエルター級からスーパーウエルター級に上げたのも「タイトルを獲得するため」だ。足名の映像をチェックし、「KO負けがないので頑張りの強い、タフな選手というイメージ」と警戒。そのうえで「チャンスがあれば倒したい」と意気込みを示した。

 帝拳ジムには、前WBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太、東洋太平洋&WBOアジアP・ウエルター級王者・豊嶋亮太ら“重量級”のトップ選手が在籍している。今回も豊嶋が主に相手を務めて、約100ラウンドのスパーリングを消化した。「豊嶋や(前日本ウエルター級王者の)永野祐樹さんからは、以前からいい刺激をもらっています。『次は俺だ』という気持ち」と玉山。村田さんには以前、マスボクシング(軽めのスパー)の相手をしてもらったこともあり、「練習が終わったら、丁寧に、色々とアドバイスをしてくれた」という。「技術的にも、メンタル的にも学ぶことが多かった」そうだ。

 スーパーウエルター級は東洋太平洋&WBOアジアP王者の井上岳志(ワールドスポーツ)が飛び抜けた存在だが、川崎真琴(RK蒲田)から日本王座を奪取して新王者となった出田裕一(三迫)、同級1位の中島玲(石田)らが頂点を狙っている構図だ。「今回、良い勝ち方をすれば、チャンスが広がるかもしれない。大事な試合になる」と玉山。その“先”を見据えて気合を入れた。