第75回秋季関東地区高校野球茨城県大会(県高校野球連盟主催)が22日開幕し、ひたちなか市民球場など3球場で、1回戦1試合と2回戦6試合の計7試合があった。夏の甲子園に出場したシード校の明秀日立が、初戦の2回戦で藤代に1―2で敗れた。

 明秀日立は一回、柴の犠牲フライで1点を先取。藤代は三回、木村の適時打で同点とした。四回には二塁打を放った石山が三塁に進み、内野ゴロが併殺となる間に本塁に生還し、決勝点を挙げた。明秀日立は毎回の計11安打を放ったものの、二回以降は好機に適時打が出なかった。

 明秀日立の金沢成奉(せいほう)監督は試合後、「11安打で1点しか取れていないのは、監督の責任が大きい。打つことにはそれなりに自信があったが、粘り強く投げる相手投手をとらえきれなかった。時間をかけ、夏に強い明秀日立と言われるようにしていきたい」、主将の平野太智君(2年)は「悔しい。本当に勝ちたかった。冬の間、どこよりも厳しい練習をして、春と夏は連覇をめざしたい」と語った。

 藤代の生沢(いくざわ)祥平監督は「競り合った時の強さは藤代の伝統。挑戦者として、地に足をつけて次の準備をしていきたい」と話した。

 茨城県大会の上位2校は10月22日から、さいたま市で開かれる関東地区大会に出場する。関東地区大会の成績は、来春の選抜大会出場校を決める際の判断材料になる。(平畑玄洋、池田敦彦)