世界選手権総括コメント

2022年9月5日に行われた世界選手権決勝トーナメント第1試合のフランス戦後の小野寺太志のコメント。日本は五輪王者、VNL王者のフランスにフルセットの接戦に持ち込んだが破れ、ベスト16となった。

●小野寺太志

五輪金メダルのフランス相手にこういう展開を作れたのはよかったなというチームとしての思いと、勝ち切れなかったし、僕個人は活躍するシーンがなかったので、まだまだダメだなという思いがあります。最後の1点をとりきれなかった。そこが一番悔しいです。

――力を出し切ったという充実感と悔しさ、どちらが強いですか?

小野寺:僕自身は自分が出し切ったというよりも、他の選手が出し切ってくれたおかげで僕も一緒に戦えたと思うので、もっとチームの力になりたかったなと思います。

――今日はミドルの打数が少なかった印象ですが、もともとそういうプランだったのでしょうか?

小野寺:プランは関田さんにしかわからないと思いますが、序盤は僕がなかなか決定数を出せなかったのと、スパイクミスもあったし、特に僕がフロントの時は相手のマークが真ん中に来ていたので、終盤に向けて打数も減っていってしまったのかなと思います。

――3セット目、一瞬、小野寺選手がボールを繋げなかったところがありましたが。

小野寺:そうですね。タッチというかクロスに入るという話をしていて、ブロックが抜けていくタイミングが一瞬間違ったというか、そこは入り慣れてなかった部分もあったと思うし、崩した場面で僕自身がもっと外に出ていれば、対応できたかなと。判断ミスでしたね。

僕は詳しくは聞いていないですけど、藍が3に入って、僕が6に入るというクロスをケアしたので、作戦としてはハマっていたのかなと。上げられなかったのはもったいないミスだったかなと思います。

――代表シーズンを振り返って。

小野寺:今年はVNLもファイナルに進めましたし、世界選手権も前回大会よりいい成績だったので、成長している部分はあると思うんですけど、目指していたベスト8以上を達成できなかった。来年はOQTもあるので、もっとこういう試合を勝ち切れるようなチームにならないと出場することも厳しいのかなと。今年の代表シーズンはこれで終わりですけど、来シーズンに向けてまた初心に返って自分の力を磨き、今日できなかったことを来年はコートの中でもっとできるようにしていきたいと思います。

写真:縞茉未