6日、キリンチャレンジカップが東京・国立競技場で行われ、日本代表がブラジル代表と対戦。日本はサッカー王国ブラジル相手に粘り強く戦ったが、後半32分にネイマールにPKを決められ、0対1で敗戦。悔しさが残る試合となった。

FIFAランキング1位のブラジルとの一戦。日本は4日前のスタメンから、8人を変更して臨んだ。GK権田修一、最終ラインは右から長友佑都、板倉滉、吉田麻也、中山雄太。アンカーに遠藤航、インサイドハーフに原口元気と田中碧。右に伊東純也、左に南野拓実、ワントップに古橋亨梧が入る、4-3-3でスタートした。

一方のブラジルは、GKアリソン・ベッカー、最終ラインは右からダニエウ・アウベス、マルキーニョス、エデル・ミリタン、ギリェルメ・アラーナ。中盤は右からラフィーニャ、フレッジ、カゼミーロ、ビニシウス・ジュニオール。2トップにルーカス・パケタ、ネイマールが入った。

最初のビッグチャンスはブラジル。前半2分、ゴール前でパスを受けたネイマールがヒールでパスをし、ルーカス・パケタがシュート。これは左ポストに当たり、日本は肝を冷やした場面だった。

その後もブラジルが主導権を握り、ネイマールを中心にラフィーニャ、ビニシウスの両翼を起点に日本ゴールに迫る。

日本はGK権田を中心に、チーム全体が体を張った守備で対抗。危ない場面を作られるが、前半をスコアレスで折り返す。

後半から、日本は原口に替えて、パラグアイ戦で活躍を見せた鎌田大地を投入。後半14分には長友のクロスに田中が合わせるが、ブラジルの守備を破ることはできない。防戦一方の日本が作った、久しぶりのチャンスだった。

後半18分、ブラジルはヴィニシウス、ラフィーニャに替えて、ガブリエウ・ジェズス、ガブリエウ・マルチネッリが入った。

後半22分、日本は古橋に替えて前田大然を投入。ブラジルは後半26分、ダニエウ・アウベスとフレッジに替わり、チアゴ・シウバとリシャルリソンが入る。直後、カウンターで南野が粘り、最後は伊東がシュートを打つが、ゴールの枠を外れた。

後半27分、伊東、南野に替えて堂安律、三笘薫を投入。攻撃的な選手を投入し、日本が勝負に出る。

しかし後半32分、堂安のボールロストからカウンターを受けると、ブラジルにPKを与えてしまう。これをネイマールが決めて、ブラジルが先制。

追いつきたい日本は後半36分、田中、長友に替えて、柴崎岳、山根視来を送り込み、システムを4-2-3-1に変更した。

ブラジルは後半40分、カゼミーロとルーカス・パケタに代わり、ファビーニョ、ブルーノ・ギマランイスが入る。両チームとも交代枠を使い切り、総力戦に出たが、日本はチャンスを作ることができず。点差は1点ながら、大きな差が横たわることを痛感させられた、王国との試合だった。

試合後、森保一監督は「ブラジル相手に我慢強く戦えたが、勝つためにはクオリティを上げなくてはいけない」と話し、キャプテンの吉田は「課題と収穫が両方ある試合だった」と振り返った。